当社が存在するwhyとはなにか。これらを理念やビジョンとして定義しています。僭越ではありますが、私たちの会社が実現したいことだけでなく、企業が行う経済活動や地域そのもののあり方も意識して、当社の考えを言語化してみました。

企業理念

「起業・企業」を支援することで、地域経済の向上に寄与する。

社名に「ローカルベンチャー」を掲げている通り、私たちは地域の起業・企業を支援させていただくことで、ともに地域経済の向上に寄与したいと考えています。地域活性や地方創生という言葉がメディアを賑わせていますが、進展どころか今日も減退を辿っている地方都市が多いのも事実。これらが起きている現状を問題解決で捉えようとしても、影響因子が複雑かつ多岐にわたるため、遅々として進まないもの。そんな考えから、当社は「企業活動の発展による地域経済向上」という側面に絞って取り組み、事業活動を通じて少しでも地域経済の発展に貢献していこうと考えている次第です。この理念を、私たちのpurposeとして、常に忘れることなく取り組んでいきます。

Vision

Grow Together.

ひとりではできないこと、一社では実現できないことに、みんなで取り組む。

このような当社が掲げるビジョンは、「ともに成長していく」というもの。この考え方には、二つの要素が含まれています。「Grow(成長)」は単なる事業規模の拡大という結果だけでなく、その実現に至る「プロセス」にこそ、成長のエッセンスが含まれています。つまり結果としての数字上の成長だけでなく、それらに立ち向かっていく過程にこだわっていきたいというのが一点目。もうひとつの要素である「Together(一緒)」は協働していく意味だけでなく、「孤独にしない」という意味も含んでいます。頑張って立ち上がった企業の挑戦を、孤独にすることなく、一緒に立ち向かっていく。真の「共創」を、どんな形で実現していくべきか。これらの取り組み自体に新しい挑戦を行っていく覚悟で臨んでいきたいと思います。

Mission

Think globally, act locally.

地球規模で考え、地域視点で動く。視野は大きく、行動は着実に。

当社では、ミッションを「絶対に守るべきやり方」として捉え、掲げています。ビジネスにおいて、様々な思考や行動を行う際に大事にしたい考え方はなにか。思考プロセスにおいては、できる限り制約や常識を取っ払い、マクロで考えること。そして実行フェーズにおいては、ただの夢物語や机上論にならないように、着実に進めていくマイルストーンをミクロで考える。この視野言動を価値の源泉として捉え、様々なシーンで発揮して参りたいと思います。

Value

Give & Give

先義後利。目の前の利得ではなく、目の前の人の困りごとに向き合う。

当社が大事にする価値観をバリューとして定めています。この「Give & Give」という奉仕の精神。利得ベースで動くのではなく、貢献ベースで動くこと。この徹底こそが、いつしか利益としてつながるという性善説に立って、「先義後利」の精神を大切にしていきます。

創業したての段階でビジョンを定めることに抵抗もあった反面、できたばかりだからこそ指針となるビジョンだけでも明確にしておかないとブレも生じると考え、あえて策定いたしました。もちろん会社の発展段階で見直すこともあると思いますが、そんな贅沢な悩みを抱える日が来ることを期待しながら、まずは当社の初心として、これらの理念を大事にしながら、日々の業務に取り組んでいこうと考えています。