起業前に在籍していたリクルートでは、予実管理が徹底されていました。詳細は語りませんが、いま思うと、あれほど厳密に予実管理をマネージする仕組みは本当に凄かったんだと改めて感じています。

「この管理会計を、小規模企業に導入するだけで、経営力は大きく上がるのではないか」

今後進めていく起業支援のひとつとして、会計管理の在り方をupdateすることを考えています。この予実管理は結構面倒な作業も多いのですが、将来の財布予測を数字で直面することはとても重要なはず。でも多くの小規模企業においては導入していません。

もちろん売上もコストも少ないため、予算計画を立てるまでもないという考えもありますが、でもこの計画を立てていない時点で売上が上がらないともいえる。まさに「ニワトリ−卵」ですね。

これらをいかに簡単に導入するか。そして、この効果をきちんと理解していただくか。その実験台として、当社も設立当初から管理会計を導入し、予実管理を行っています。(月次・Q・半期・通期)

創業したて、かつ非公開企業であるため、詳細の数字は記載しませんが、まもなく1Q(4-6月)を終えようとしている時点で「営利119.4%(計画に対して実績着地)」と、まずまずの滑り出し。当初計画していたコスト予算に対して、少しでも切り詰めるものを我慢したのが実った形です。

2Qからは、いよいよ起業して取り組もうと思っていた新しいチャレンジが開始します。この見立ては非常に低い数字(というより売上は立たないので、コスト面だけですが…)を見込んでいるのですが、それを上回るような取り組みができればと、期待と不安が入り交じった心境で、夏を迎えます。

まずは小規模スタートアップらしく、着実にQ単位で目標を超えていくことに集中して、2Qも走って行こうと思います。

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